久本納得の好投、自己最長6回1失点
「広島6-7阪神」(5日、マツダ)
プロ6度目の先発となった広島・久本が、6回1失点と好投。勝ち星こそ逃したが、プロ最長となるイニングを投げ、先発としての役割を果たした。
失点は三回、西岡に浴びた中犠飛のみ。二回以外は毎回走者を背負ったが、要所で直球を内角に投げ込む強気の投球で最少失点で切り抜けた。
初登板した3月30日の巨人戦は無失点ながら4回を投げ終え降板。それだけに「5~6回を投げることが目標だった」。七回から勝利のバトンを渡した中継ぎ陣が崩れ白星を逃したが、納得の投球だ。
プロ12年目。昨年まで中日時代は主に中継ぎで登板し、短い回を任されてきた。今年は先発不足のため開幕ローテ入り。スタミナの不安も一蹴し、先発としての役割を果たせることを結果で示した。
