マツダ160m看板弾で100万ゲット
広島は1日、マツダスタジアムに初めて懸賞金付き看板を設置したことを発表した。右中間席後方のコンコース付近に、縦3・9メートル、横12・9メートルの家電量販店エディオンの大型看板を設置。本塁打が直撃すれば百万円の懸賞金を受け取ることができる。契約は1年。
この日全体練習を行っていた選手の誰もが目を奪われた。右中間席後方に「エディオンZONE」と書かれた青色の看板。ナゴヤドームや甲子園、京セラドームにも広告看板を出しているエディオンだが、懸賞付きはマツダが初めてだという。
懸賞金は百万円。エディオン関係者は「カープの選手をはじめ全球団の方々に数多く当てていただきたい」と宣伝のためにも直撃弾を期待したが、当てるためには160メートル級の飛距離が必要だ。
さすがに広島の選手は白旗ムードだった。栗原は「右打者では無理でしょう。あそこに打ったらメジャーに行ってますよ」と苦笑い。左打者の松山も「あれは当たらない。(懸賞金の)0が1個足りないくらい難しい」と早くもお手上げだ。
巨人との開幕3連戦で本塁打を放ったのは、エルドレッドの1本だけだった。得点力不足解消を目指す鯉打線だけに、本塁打はのどから手が出るほど欲しい。160メートルをぶっ放す一発で、カープの選手が初の懸賞金をゲットできるか。
