中日・板山 支配下即移籍後初安打 立浪監督「新しい戦力」 ユニホーム間に合わず育成時代の「211」で出場

 「ヤクルト3-6中日」(5日、神宮球場)

 新天地で大きな一歩を踏み出した。支配下登録された中日・板山が「6番・二塁」で即スタメン出場。捕ゴロ(バント失敗)、三邪飛の後、六回の第3打席で移籍後初安打となる左前打を放った。「スタートは最悪でしたけど、チームが勝ったしヒットも出て良かった」と激動の1日を振り返った。

 板山は昨オフ、阪神から戦力外通告を受けて育成選手として中日に加入した。今季2軍戦では本職の外野に加えて一塁、二塁、三塁も守った。22試合に出場し、打率・286、1本塁打、6打点をマーク。前日4日に井上2軍監督から支配下登録を通達され、一夜明けて東京へ移動していた。

 試合前には神宮球場で記者会見に臨み「うれしい気持ちと、身が引き締まる思い。失敗を恐れずにやるだけ」と笑顔で話していた。背番号は63と発表されたが、ユニホームの完成が間に合わず、育成時代の「211」で出場。立浪監督は「どこでも守れる選手。ヒットも出ましたし、ベンチ入りしている選手で勝っていかないといけない。新しい戦力が増えた」と期待を込めていた。

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