オリックス・西川 移籍後初2打点!4連敗中チーム救った 「飛んだところが良かった」さすがのバットコントロール

 「オリックス3-1日本ハム」(4日、京セラドーム大阪)

 卓越したバットコントロールで、オリックス・西川龍馬外野手が鮮やかな一打だ。「飛んだところが良かったですね」。オリックス移籍後初の複数打点とした適時打などで、4連敗中だったチームの勝利に貢献した。

 1点リードの三回。宗がチーム41イニングぶりの適時打を放ち、なおも1死二塁で打席へ。加藤貴のフォークをうまく拾い、右前に運んだ。二走・宗が好走塁で本塁に生還し「ありがとう、宗!」と感謝。自身4月21日・ソフトバンク戦以来の適時打となった。

 初回無死一、三塁では凡打でも、バウンドを高く弾ませたことで三走・福田が楽々ホームイン。「最低限ができて良かった。初回に1点取れたことは、大きかったんじゃないかな」。ここ1週間は3度完封負けがあっただけに、勝利の流れを作る価値ある得点だった。

 試合前時点で得点圏打率・190と、結果の出ない日々が続いた。適時打が1本出たことはプラスだが、「数字を見れば物足りない。今日1本打ったからと言って全然まだまだなので」と満足感はない。試合後はすぐにウエートルームに直行し、己の体を鍛えていた。

 中嶋監督は「打ってもらわなきゃ困りますんで」と強調し、今後に期待。チームは1日で3位復帰。順位とともに自身の状態も上げていきたい。「なんとか貢献できるように」と西川。快音を続け、自信を深めていく。

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