投壊で大敗の楽天・今江監督「1イニング5点っていうのはね」

 9回、ロッテにリードを許す展開に、浮かない表情の今江監督
 8回、選手交代を告げる今江監督(撮影・開出牧)
 3回、ロッテに5点を許し、捕手石原と話す滝中
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 「ロッテ10-1楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天は投手陣が今季初の2桁失点と崩壊。打線も元気がなく、今季初の3連勝を逃した。今江敏晃監督は「大量失点というのはこういう流れになる。逆にしてなければ詰めていけるところだった」と振り返った。

 序盤で完全に主導権を握られた。0-0の三回、先発の滝中が2死一、二塁からポランコに先制の適時打を許すと、そこから止まらず4者連続タイムリー。一挙5点を失った。今江監督は「1イニング5点っていうのはね。取られ方も完全に打たれた形だった」と厳しい表情だった。

 「これ以上はやれないと思った」と四回から継投に入るも、ロッテ打線の勢いを止めることができず大量失点。打線も大きなビハインドをはね返すことは難しかった。指揮官は「切り替えてしっかり戦って、なんとか勝ち越せるようにやっていきます」とカード勝ち越しを誓った。

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