DeNAが痛恨ドロー 4イニング連続でサヨナラ機を逃し借金完済できず 山本&大和の気迫ヘッスラも実らず 牧が痛恨けん制死

 11回、打者・石上の時に二塁走者・牧はけん制死(撮影・佐々木彰尚)
 9回、遊ゴロで一塁へヘッドスライディングをする山本(撮影・佐々木彰尚)
 3回、死球を受けた度会(撮影・堀内翔)
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 「DeNA1-1阪神」(23日、横浜スタジアム)

 DeNAが4イニング連続でサヨナラ機を逃し、勝率5割復帰を逃した。

 厳しいゲームだった。終盤に追いつかれて迎えた九回、1死二、三塁の好機で伊藤は空振り三振。山本は何とかバットに当てて遊撃前に転がしたが、阪神・木浪のファインプレーも重なってアウト。山本は一塁へ決死のヘッドスライディングを見せたが、アウトが宣告されるとそのまま一塁ベースに突っ伏し、最後は仰向けになって悔しさをにじませた。

 延長十回も先頭の大和が遊撃内野安打を一塁へのヘッドスライディングでもぎとった。1死二塁と絶好の好機を演出したが、度会は捕邪飛に倒れ、関根は空振り三振に倒れた。横浜スタジアムに漂う重苦しいムード。十一回も2死二塁の好機を作ったが、牧が二塁でけん制タッチアウトになり3イニング連続で決定機を逃した。

 十二回も四球と桑原の安打で2死一、三塁の好機を作ったが、度会が3球三振に倒れて最後の最後まで決めることができなかった。

 三浦監督は「とれなかったけどよく頑張りました。みんなが食らいついて出塁して、つないで、あと一本が出なかったですけど、食らいついていたと思います」と語った。「投手陣も含めて勝ちきるんだと思ってやっていたと思います」と評価した。

 チームは二回に山本の適時打で先制したが、以降は阪神・村上の前に好機らしい好機を作ることができなかった。六回にはミスから試合を振り出しに戻され、以降は膠着状態となっていた中、勝負所の一打が出なかった。

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