日本ハムと巨人が2対2トレード発表 巨人・吉川が3年ぶり古巣復帰

 プロ野球・日本ハムの藤岡貴裕投手、鍵谷陽平投手と、巨人の吉川光夫投手、宇佐見真吾捕手の2対2のトレードが26日、発表された。

 吉川は古巣・日本ハムに3年ぶりの復帰。今季は中継ぎに転向するもここまで9試合に登板し防御率9・95と不調。古巣で復調のきっかけをつかめるか。宇佐見は16年に巨人入団。今季はここまで3試合の出場にとどまっていた。

 鍵谷は北海高校出身で12年にドラフト3位で地元・日本ハムに入団。今季は18試合に登板し1ホールド。防御率は5・94。藤岡は11年にドラフト1位でロッテに入団し、18年途中から日本ハムに移籍した。今季は2試合のみの登板となっていた。

 鍵谷は球団を通じ「ファイターズでの約6年半、沢山の方々に応援して頂き、本当に感謝しています。日本シリーズでファイターズと対戦できることを心から楽しみにしています」とコメント。藤岡も「ファイターズの力になれず申し訳ない気持ちで一杯です。これからはジャイアンツの一員になりますが、この経験を生かして新天地ではチームの力になれるように、頑張っていきます」とコメントを発表した。

 巨人の吉川も「2年半という短い間でしたが、あまりジャイアンツの力になることが出来なくて申し訳ないというのが、今、一番の気持ちです」とコメント。宇佐見も「必要とされて日本ハムへ行くのだと心に置いて、新天地で結果を出していくことがとって頂いた日本ハム、そして3年半お世話になった読売巨人軍に対しての恩返しになるので、頑張りたいと思います」とコメントした。

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