由伸監督辞任…激震の巨人 フロント一新の可能性も「GMも含めてですね」

 巨人は3日、高橋由伸監督(43)が今季限りで辞任することを発表した。山口寿一オーナー(61)が都内の球団事務所で取材に応じ、「高橋監督から責任を取って辞めたいという話がありました」と、明らかにした。

 指揮官は15年オフ、世代交代の過渡期で就任。若手を起用しながら勝つことを求められた。この間、成績不振でGMが代わり、不祥事でオーナーの交代もあった。十分なバックアップができていたとは言えず、山口オーナーは「監督一人のせいではない」とフォローした。

 そしてフロント体制の見直しについて言及。今月25日のドラフトには新体制で臨みたい考えを示し、「フロントの体制も今後改めていきたいと思っています」と明言した。

 現在、編成トップの立場でいるのは鹿取義隆GM。見直しについて「GMも含めてか」と問われると、「GMも含めてですね。それをどうしていくかはこれから」と、語った。

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