ヤクルト・小川監督がライアンに“焦るな”指令
ヤクルトの小川淳司監督(60)が17日、右肘疲労骨折からの復活を期す小川泰弘投手(27)に“焦るな指令”を出した。戸田球場での新人合同自主トレを視察した際に、同じく自主トレ中の右腕と対面。「本人はあくまで気持ちは開幕と言っているが『それに合わせてペースを上げることはないよ』と言った」と明かした。
小川は10日にネットスロー、16日にキャッチボールを再開。回復が順調だからこそ、ハイペースになってしまうことも考えられる。状態が後退しては元も子もないだけに、指揮官は注意を促した。
「焦らせるつもりはない」とキャンプは2軍スタートが濃厚。最下位からの逆襲に、ライアンの力は欠かせない。チームのためにも、じっくりと時を待つ。