ヤクルト、ソフトB戦力外の大隣を獲得調査 深刻な左腕不足で補強ポイントと合致

 ヤクルトがソフトバンクを戦力外となった大隣憲司投手(32)の獲得調査に動いていることが6日、分かった。チームの課題である先発強化に向け、他球団の動向も見ながら慎重に検討を進めていく。

 大隣は近大から06年に希望枠でソフトバンクに入団。08年に11勝、12年に自己最多の12勝と2桁勝利を2度マークしている。14年には難病の黄色じん帯骨化症を克服して日本一に貢献。今季は1試合の登板にとどまったが、実績、経験は申し分ない。

 ヤクルトは今季、小川や山中のけがもあって先発不足に苦しみ、チーム防御率はリーグ最下位の4・21。また、左腕でローテを守ったのはベテランの石川だけで、ドラフトで指名した4投手はいずれも右腕。「左腕が不足していることは確か」(球団関係者)と補強ポイントとも合致する。

 大隣に対しては既に西武が獲得調査に動いている。今後は新外国人投手の補強もにらみつつ、状況を見極める方針だ。

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