西武・雄星、楽天則本とのエース対決に闘志 先制点を与えずに勝つ

 「パCSファーストS・第1戦、西武-楽天」(14日、メットライフドーム)

 先制点は厳禁!今季投手2冠に輝いた西武・菊池雄星投手(26)が13日、プロ8年目で初登板となるポストシーズンの勝利の鍵に「先制点阻止」を挙げた。「先制点を防いで粘り強く投げたい」。逆転日本一へと続く短期決戦を見据えた。

 14日のCSファーストS第1戦に先発する。今季の同カードは8戦8勝と圧倒しているが油断はない。「先に点を取られると則本さんにギアを上げられる。短期決戦は別物」と言い切った。

 先発対決は今年初めて。則本に最終登板で最多奪三振のタイトルをさらわれたが、菊池も最多勝と最優秀防御率の2冠を獲得した。今季飛躍を遂げた左腕に辻監督は「雄星がいつも通りに投げてくれれば大丈夫」と信頼を寄せる。

 決戦を目前に控えたこの日は、本拠地メットライフドームでの全体練習で最終調整。「自分から気持ちを作らなくても、満員のファンの皆さんを見れば、自然と気持ちが湧き上がるでしょう。自分の力を信じて投げる」と冷静に口にした。

 現行のCS制度になった2007年以降、レギュラーシーズン2位で3度出場。いずれも初戦を落としファーストステージで敗退している。そんな負のデータも菊池が第1戦で勝てば塗り替えられるはずだ。大黒柱が力強く先陣を切る。

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