ロッテの日本球界最年長野手が必死の激走 初4番の井口が“起爆剤”

 「オリックス4-6ロッテ」(12日、京セラドーム大阪)

 日本球界最年長野手、42歳のロッテ・井口が走った、走った。決死の形相で激走だ。

 六回、1点を加えて5-3。なお2死二、三塁でカウント3-2から松葉のスライダーに反応した。ボテボテの打球は三遊間へ。小谷野がダッシュして一塁へ送球したが、セーフ。伊東監督が「気持ちが乗り移っていた」と評した一打は貴重な追加点となった。

 「一生懸命走りました。取りあえず1本出て、なんとか勝ちに貢献できてよかった」。目の前の打者、加藤が1死一、二塁で三ゴロに倒れながらも気迫のヘッドスライディングを見せ、お膳立てしてくれた打席で応えた。

 今季初スタメンが4番・指名打者。不振が続くパラデスを5番に下げての起用は“起爆剤”の狙いがあった。

 「明日勝ってマリンに帰りましょう」。まだまだ若い42歳だ。

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