オリックス・コーク5回完全G斬り 外野飛ばず3K11ゴロアウト!
「オープン戦、オリックス6-0巨人」(11日、ほっともっとフィールド神戸)
初対戦の巨人打線にヒットはもちろん、外野にすら打たせなかった。オリックスは先発候補の新外国人コーク(前パイレーツ)が5回を完璧に抑える快投。米大リーグで407試合に登板した実績があり「3ボールにしたところが気になるので、パーフェクトではない。点を取られなかったところが一番良かった」と笑った。
左腕から球を打者の手元で動かしながら低めに集めた。三振は3で、ゴロアウトが11と打たせて取った。プロに入ってからは周囲の反対もあって投げていなかったという、不規則に変化するナックルボールも試し、三回には吉川大から空振り三振を奪った。
チームでは昨季、西の10勝が最多だった。34歳で新天地に臨んだコークは「リーダー的存在になりたい」と最下位からの巻き返しに挑む。