オリックス社長「クビ懸けなアカン」 巻き返しに向けて過激なスピーチ
オリックス・西名弘明球団社長(72)は29日、野球クラブ・大阪シティドームの合同納会のあいさつで、最下位からの巻き返しを誓う来季へ向けて自らの進退を懸ける気持ちで臨む考えを明かした。
「今年は大変残念でどうしようもなかった。来季は長村君のクビを懸けて、社長も懸けなアカンな。まあ、長村本部長に頑張っていただいて、今年のようにはならんと思います」
過激なスピーチに列席者もざわついた。西名社長は「そのぐらいの気持ちということ」と説明。今年限りで本社の副会長を退任。来年は球団業務に専念するだけに思いは強い。
巻き込まれる形となった長村本部長は10月末に就任したばかり。「愛情のある言葉と思って頑張ります」と、苦笑いするしかなかった。