楽天・茂木栄五郎内野手（２２）が２６日、来年３月３１日の開幕戦（京セラ）で、今季無安打に抑えられたオリックス・金子にリベンジすることを誓った。出身地の東京都小金井市を表敬訪問し、約２００人の市民と交流。来年こそ打ちたい投手に金子を挙げた。

　対戦成績は計１３打数無安打。「オープン戦も含め１本も打てていない。ストレートと変化球の腕の振りも同じで、コントロールもいい」と完敗を認めたが、「成長した姿を見せたい」ときっぱり。飛躍の２年目となる来季の開幕戦で、マウンドに立つ可能性が高い右腕を打ち崩す。

　この日は自身もかつて所属した学童野球チーム「貫井ジュニアーズ」の児童とも触れ合った。「僕なりの形で小金井には恩返ししたい。将来は“茂木杯”などできればいい」と気持ちを新たにした。