ロッテ・西野 来季は先発で頑張る「最低2ケタ勝ちたい」
ロッテ・西野勇士投手(25)は20日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、500万減の9500万円でサインした。(金額は推定)
納得の表情の中にも、悔しさがにじんでいた。「ベースが大きかったので、過去2年に比べて悪く(大幅)ダウンかと思っていた。予想の範囲内です」
14年から抑えに回った。昨季は54試合で34Sを挙げて、育成ドラフト出身2人目の1億円超えを果たした。だが、今季は42試合で21Sに終わった。
7月末に右ヒジ痛を起こして約2カ月間、戦線から離れた。「すごく苦しいシーズンだった。内さん、益田さんの調子が良く、(自分の)成績は上がらず…」と語り、自身に言い聞かせるようにこう力を込めた。
「育成の頃を思い出し、原点に戻りしっかりと頑張りたい」
来季は9勝をマークした13年以来、4年ぶりに先発に復帰する。「長いイニングをいい状態で投げて、最低2ケタ勝ちたい」と意欲を見せ、再来年は涌井、石川、そして西野の「3本柱」と呼ばれるのを目標とする。





