オリックスのドラ2黒木、釣り具持参で入寮へ 神戸港「行きたいですね」
オリックスのドラフト2位・黒木優太投手(22)=立正大=が17日、神戸市の青濤館などの施設を見学。イメージトレーニングのため、釣り道具持参で入寮する考えを明かした。
「神戸港は良い釣り場らしいので行きたいですね。海を見ているだけで気持ちが落ち着く。そこでアイデアが浮かぶ。カーブを投げるようになったのは、釣りのおかげです」
立正大3年時のオフ。シーバス釣りをしていた。リールを巻く速度を速くしたり、遅くしたりしている時に思いついた。
「投球も緩急をつければいいんじゃないか」
150キロを超える直球にカーブを習得。プロから指名を受けるまでに成長した。関西でも釣りを通して、さらなる飛躍のきっかけを見いだしたい考えだ。
前日には友人の案内で大阪も初体験。西九条、野田を回って“ソース2度漬け禁止”の串カツも食べた。「にぎやかでご飯もおいしい」と満足げ。趣味に食に、即戦力右腕がこれから始まるプロの生活を思い描いた。