ヤクルト・徳山「黄色じん帯骨化症」発症告白 同病克服の大隣に励まされリハビリ中

 ヤクルト・徳山武陽投手(27)が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、380万減の1150万円でサインした。5年目右腕は、国指定の難病「黄色じん帯骨化症」を発症したことを明かした。

 今年の9月に左太もも内側がまひする症状を覚え、「痛みはないけど、感覚に鈍さを感じた」。精密検査を受けた結果、難病であることが判明し、11月に手術を受けた。一時は「野球できないのかな」と思ったこともあったという。

 だがそんな時、同じ「黄色じん帯骨化症」を発症し、克服したソフトバンク・大隣から励まされた。LINEで連絡を取り合い、「『そんなに心配することはない』とメンタル面で助けてもらいました」と感謝の思いを語った。

 現在は、ウオーキングやネットスローなどのリハビリを行っている。難病と闘っているが「前向きです。悩んでも仕方ない。チャンスあるんで頑張らせてもらいます」と徳山。早期復帰を目指し、一歩ずつ前に進む。

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