ロッテ・松永昂大投手（２８）が１６日、ＺＯＺＯマリン内で契約更改交渉に臨み、１０００万増の５７００万円で更改した（金額は推定）。

　貴重な中継ぎ左腕として、今季は１３年の５８試合に次ぐ試合数となる５３試合に登板した。成績も３勝０敗で１０ホールド、防御率は３・４６だった。

　「来年は６０試合を目標に頑張りたい。毎年、真ん中（夏場）らへんから崩れる。変えていきたい」と反省を交えながら、今季を振り返った。

　夏場に入ると、肩、ヒジのみならず、体全体に疲れが残る。そのためトレーニングの量を意識して減らすなど対策を講じている。

　今年、古巣の大阪ガスから後輩の酒居、土肥の２人が入団した。既に「大阪で食事に１回行った」そうで、プロの先輩として今後、アドバイスをしていくつもりだ。

　自主トレは母校・関西国際大で行う予定。「いつも１人でやっています」。来季、６０試合登板クリアに向けて徹底的に鍛える。