来季BCリーグ参入・栃木が元ソフトバンク・辻監督、宮地ヘッドコーチの就任発表

 来季から野球の独立リーグ、BCリーグに参入する栃木ゴールデンブレーブスが8日、宇都宮市内で会見を行い、監督に元ソフトバンクの辻武史氏、ヘッドコーチに今季まで西武の2軍打撃兼外野守備走塁コーチだった宮地克彦氏が就任することを発表した。

 辻氏は星稜高から97年度ドラフト5位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。10年まで外野手としてプレーし、11年には独立リーグの四国ILp・高知でコーチを務めた。

 その後は、栃木の母体である人材派遣会社に勤務。球団立ち上げにも携わった。会見では「県民の皆様に愛されるチーム、最後まであきらめない、子供のお手本になるチームを作っていきたい。王監督(現ソフトバンク球団会長)のように冷静で的確な指示を出せるような監督になれれば」と、抱負を語った。

 宮地氏は尽誠学園高から89年度ドラフト4位で西武に入団。93年に投手から外野手に転向し、ソフトバンクでもプレーした。07年はBCリーグ・富山で選手兼コーチを務め、ソフトバンク、西武でコーチを歴任した。

 すでに分配ドラフトなどで、“ナックル姫”の愛称で知られる吉田えり投手ら20選手の入団が確定。米国出身で150キロ超の速球を誇る右腕、スコット・ホーキン投手ら有望株もいる。年内にはさらにNPB経験者や地元出身選手4~5人を獲得する予定。江部達也社長は「育成が方向性のひとつ。NPBでプレーするメンバーをたくさん輩出できれば」と、目標を掲げた。

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