日本ハム・大谷、来オフポスティングも「可能性ゼロではない」

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が21日、応援大使を務める北海道幕別町で取材に応じ、来オフにもポスティングシステムを使ったメジャー挑戦を球団に要望するかについて「可能性はゼロではない」と選択肢の一つであることを示唆した。

 プロ入り前からメジャーへの憧れを話してきた二刀流。プロ入り後、封印してきた夢舞台への思いを自身の口から改めて明かした。「すぐに行きたいというのもないけど、昔から行きたいのは変わらないし、やってみたい。そこで結果を残してみたいという気持ちでやってきている」と冷静に話した。

 これまで挑戦については将来的な話としてとどめていたが、栗山監督も「世界が認めるような選手になれば」と話している。今季は投手で10勝、打者で打率・322、22本塁打。急速な進歩を遂げており、来季もそれ以上の成績を残して世間の理解や後押しを得られるようならば、オフの動向も注目を浴びることになりそうだ。

 侍ジャパンの強化試合後は、右肩を休めるためノースローで自主トレを進めている。WBC公認球を使用した練習は12月上旬にも再開予定。「来年優勝できるように頑張りたい」。WBCでの世界一、連続日本一を成し遂げて夢への挑戦を表明する可能性も十分ある。

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