清宮、4打席連続三振 日大三・桜井にほんろうされる

7回、空振り三振に倒れた早実・清宮=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「秋季高校野球東京大会・決勝、日大三-早実」(3日、神宮球場)

 春夏の甲子園で優勝歴がある伝統校同士が決勝で対戦。早実は主将の清宮幸太郎内野手(2年)が「3番・一塁」で先発出場。七回まで4打席連続三振に抑えられた。

 4-4で迎えた七回の第4打席は、1死一塁から日大三の先発・桜井周斗投手(2年)のカウント1-2からの外角低めのスライダーにバットを伸ばしたが、空を切った。

 初回の第1打席は2死無走者で1ボールから桜井に変化球を3球続けられ空振り三振。

 三回の第2打席は2死無走者でカウント2-1から内角速球でストライクを取られた後、次の低め変化球にバットを出したが当たらなかった。

 五回の第3打席は1死走者なしでカウント0-2からの変化球にバットが出ずに見逃しの3球三振となった。

 早実は初回、先発・中川広渡投手(1年)が先頭打者に二塁打を許すなど1点を先制されたが、二回に1死三塁から雪山幹大捕手(1年)のニゴロ野選で同点に追いついた。

 1-1の四回は1死一、三塁から橘内俊治内野手(2年)の右中間適時二塁打で2点。さらに2死三塁から野田優人内野手(1年)の適時内野安打でこの回3点を勝ち越した。

 しかし、直後の五回に2番手左腕・赤嶺大哉投手(1年)が日大三の金成麗生(かなり・れお)内野手(2年)に同点3ランを打たれて同点とされた。

 清宮はこの試合までに高校通算74本塁打を記録。早実はこの試合に勝てば、斎藤佑樹投手(現日本ハム)を擁した2005年秋以来の明治神宮大会(11~15日)出場が決まるとともに、来春の選抜大会出場が確実となる。

 注目の好カードには秋季大会では東京で初となる2万人の観衆が入場した。

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