プロ野球ソフトバンクの細川亨捕手(36)が24日、今季限りで退団することを明らかにした。チームの若返りの方針で来季のコーチ就任の打診を受けたが断り、現役続行を目指す。この日、荷物の整理のため福岡市のヤフオクドームを訪れ「(現役続行は)悩まず決めた。当然やれると思って次を探す」と話した。国内フリーエージェント(FA)権を行使するか自由契約となるかは近く決める。
細川は2002年に自由獲得枠で西武に入団し、11年にソフトバンクにFAで加入した。今季はけがで出遅れ49試合出場にとどまったが、クライマックスシリーズは正捕手の役割を果たした。