ハム大谷 札幌Dで柵越え連発「だいぶ楽になった」2日間休養で体力回復
日本ハム・大谷翔平投手(22)が3日、札幌ドームでCSファイナルSに向けた全体練習を開始した。12日の第1戦に先発が有力な二刀流は、5日の紅白戦で先発登板し、入念な調整で初戦を万全な状態で迎える。
激動のシーズン後、2日間の休養で体力も回復した。大谷は打撃練習では柵越えを連発し、状態のよさをアピール。「だいぶ、(体が)楽になった。ここから気を引き締めて、頑張るという意味ではいい休みになった」と笑顔で話した。
CSファイナルSを勝ち上がる青写真はできている。吉井投手コーチは「短期決戦なんで早く決めたい」と明かす。リーグ優勝で1勝のアドバンテージがあるだけに、第1戦にエースを立てて勝利し、一気に流れを呼びこむ考えだ。
有料で一般公開される7、9日の紅白戦(札幌ドーム)では野手出場の見込み。「実戦と同じ感覚でしっかり調整する」と大谷。シーズン同様、CSファイナルSも投打でチームの力になる。