ランダウンプレーで生還、境・坂口監督「帰ってビデオで確認したい」

8回明徳義塾2死二、三塁、生還する三走西村舜。投手は境・高木優=甲子園(撮影・堀内翔)
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 「全国高校野球・2回戦、明徳義塾7-2境」(13日、甲子園球場)

 八回に明徳義塾(高知)の三塁走者・西村舜外野手(3年)が、“ランダウンプレーの勘違い”で生還するハプニングが起きた。

 明徳義塾が6-2でリードし、なおも1死二、三塁。代打・寺西の遊ゴロで三塁走者が飛び出し、三本間に挟まれた。その間に二塁走者・西浦が三塁ベースへ到達。捕手からボールを受け取った三塁手・渡辺がまず二塁走者からタッチし、その後に三塁走者へタッチした。

 2人の走者が同じ塁上にいる状況でともにタッチされた場合、三塁走者に優先権が発生し、二塁走者がタッチアウトになる。倉谷三塁塁審は二塁走者にアウトを宣告したが、西村は自分がアウトになったと勘違いし、ゆっくりとホームへ向かい出した。

 境の内野陣も一度は離塁しようとした西村にタッチを試みたが「まだベースに足がついている感じがした」と西村は振り返る。異様な雰囲気を察知すると、途中から走り出してホームイン。

 「ルールを忘れてしまって、タッチされてアウトだと思った。帰ろうかと思ったときに、プレーが続いている感じがあったので、走りました。やってしまったなという感じだったけど、トーナメントは結果がすべて。セーフになったので結果オーライで次に生かしたい」とダメ押し点を振り返った。

 日野高審判副委員長は試合後、「ベース上で2人の走者が重なった時、優先権は三塁走者にある。この試合では、三塁走者へのタッグ行為(タッチ行為)はあったが、タッグ(タッチ)はできていなかった。本塁生還は認められる。審判が目視で見ているが、ビデオでの判定はしていない」と説明した。

 境の坂口健一監督は「帰ってからビデオで確認したい。うちの選手もランダウンプレーの練習は積んでおり、塁上では2人にタッチして2つアウトを取りに行くようにしている。練習通りプレーしているとは思ったが」と首をかしげた。しかし「あくまで確認であり、抗議などは考えていない」とした。

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