ヤクルト3連敗で最下位転落…小川が自己ワースト9失点
「阪神10-5ヤクルト」(28日、甲子園球場)
悪夢のようだった。また投手陣が炎上し、ヤクルトが痛恨の3連敗。4位から一気に最下位に転がり落ちた。
大黒柱の小川が背信投球だ。1-0の四回に突然、崩れた。原口の適時打で同点に追いつかれ、ゴメスに決勝2ランを浴びるなど、あまりにも簡単に勝ち越しを許した。立ち直ることもできず、5回を自己ワーストの9失点で降板。真中監督は「踏ん張るところで踏ん張れていない」と厳しい表情を浮かべ、右腕は「試合をつぶしてしまって申し訳ないです」とうなだれた。
今回の3連戦は合計24失点。今季最大のウイークポイントである先発陣に改善の兆しは見えない。「明日も頑張ります」と指揮官。何とか先発陣を立て直し、低迷から脱出するしかない。