市船橋9年ぶり決勝、師弟対決で習志野撃破

試合後、取材に応じる市立船橋・桜内監督=QVCマリン(撮影・出月俊成)
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 「高校野球千葉大会・準決勝、市船橋5-1習志野」(25日、QVCマリンフィールド)

 市船橋が快勝し、9年ぶり6度目の決勝進出を果たした。

 1-1の同点で迎えた六回1死満塁から、6番・橋本勇樹外野手(3年)が左中間に走者一掃の適時三塁打を放って勝ち越し。さらに後続の適時打で、5点目を挙げた。このリードを、2投手のリレーで守り切った。

 千葉が誇る“公立の雄”同士の激突。桜内剛監督は、習志野・小林徹監督が市船橋を率いた時にコーチを務めた“師弟関係”にある。夏の大会で前回対戦した09年5回戦では「こっぱみじんにされた。何もできなかった」と、2-9で敗れた。

 決勝打の橋本が「ウチと同じような戦い方で勝ってきている」という相手との7年ぶりの顔合わせで、今度は勝利。指揮官は「選手は関係ないという感じ。大きく意識しないで戦ってくれた。一戦一戦という思いで練習からやっていた」と話し「習志野さんと、小林先生と(試合を)できる機会を作ってくれた彼らには感謝しています」と、少しだけ感慨をにじませた。

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