ハム大谷 オリ3連戦で投打出場プラン
日本ハム・大谷翔平投手(21)がリーグ再開初戦の24日・オリックス戦に打者で出場し中1日で26日に先発登板する、同一カード投打出場プランが22日、浮上した。
栗山監督は「全ての条件は考えてはいる。右足の状態を見て」と、大谷をフル活用して首位ソフトバンクとの差を縮めていく考え。先発前2日間は投手調整専念が基本で、先発2日前の打者起用は今季開幕直後の1度しかない。19日・中日戦でリアル二刀流出場し右足に自打球を当てたが、その後4日間、休養できることで24日の野手出場の可能性を探っている。
指揮官の心配をよそに、大谷はこの日の打撃練習で特大飛球を連発した。横浜スタジアムのスコアボードに3発をぶち当て、そのうち1発は上部に推定飛距離160メートルの当たり。さらに右中間席の場外へもかっ飛ばした。
交流戦でパの日本生命賞に輝いた大谷はリーグ戦へ向け「(ソフトバンクに)プレッシャーをかけられるように、勝てれば」。二刀流はリーグ再開初戦から出し惜しみしない。