ヤク川端、引き分け「本当に良かった」
「ヤクルト6-6阪神」(31日、神宮球場)
5時間12分の総力戦。意地と執念を見せつけて今季初のドロー。ヤクルト・真中監督は「勝ちきれなかったけど、みんながよく粘って最後まで諦めずに戦いました」とナインをねぎらった。
最後の最後まで、集中力が途切れることはなかった。6-5と勝ち越された直後の延長十一回。1死二塁から川端がマテオから右線に適時二塁打を放ち再び同点に追いついた。
2試合連続の猛打賞をマークした選手会長は「負けなかったんで本当に良かった。諦めない野球ができたと思う」と話し、その表情には充実感が漂った。
今季初の連勝はならなかったが、もつれた展開でも一丸になって戦った昨季王者。粘りの野球で巻き返しを狙う。





