創価大・田中に10球団「大谷レベル」

 今秋ドラフトの目玉、創価大・田中正義投手(3年・創価)が6日、創価大グラウンドで行われた拓大とのオープン戦に先発し、今季初の実戦登板を果たした。3回を1安打無失点、3奪三振。自己記録にあと4キロと迫る最速152キロを計測した。

 昨年11月以来4カ月ぶりの実戦。2月初旬には右肩違和感を訴えて調整が遅れていたが、やはり別格だった。初回は制球にやや苦しんだものの、二回の先頭を152キロで空振り三振。その後も150キロ台を連発した。

 視察した10球団15人のスカウト陣もうなるしかない。広島・白武スカウト部長は「12球団みんな手を挙げるよ。大谷(日本ハム)とかそのレベル」と絶賛。阪神・中尾スカウトも「これだけ投げられれば十分。ダントツなんだから」と話した。

 もっとも、本人は「投げられたことはよかったけど、上(半身)と下(半身)がかみ合ってなかった。今日はピッチングになっていなかった」と、納得には程遠い様子。「あと1カ月で何とかやっていければ」と、4月4日の開幕戦までに週1度のペースで登板を重ね、修正を図っていく。

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