オリックス福良監督提唱“タカ包囲網”

 「オリックス春季キャンプ」(19日、宮崎)

 オリックスの福良淳一監督(55)が19日、“ソフトバンク包囲網”を提唱した。パ・リーグを盛り上げる意味でもソフトバンクの3連覇は絶対に阻止しなければならない。だからこそ他球団に共闘を呼び掛けた。

 「ソフトバンクの層は厚い。先発投手だけでも8人から10人は出てくる。打線も李大浩が抜けても変わらない。去年は走らせてしまったんで、あそこの勝率を下げるのが先。包囲網をやらんといけない。ほかの監督とオープン戦でいろいろ話をしていきます」

 日本ハム・栗山監督、楽天・梨田監督とは、かつてヘッドコーチとして共に戦った。西武・田辺監督、ロッテ・伊東監督は選手時代にしのぎを削った仲。力を合わせて最強の鷹を止める考えだ。

 「いい投手から当てていきますよ。投手コーチがどう言うか分からんけど」

 1980年代後半から90年代にかけての西武黄金時代、パの5球団が打倒・西武に向けて共闘したことがある。阪急(オリックス)の上田監督、近鉄・仰木監督らがローテーションを崩してエース級を西武に当てた。この再現を狙うというのだ。簡単に倒せる相手ではないと思うからこその包囲網。混パに持ち込んで、最後は頂点を勝ち取るつもりだ。

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