球児の熱中症死亡、県の敗訴確定

 徳島県阿波市の県立高校で2011年、野球部の練習中に熱中症で倒れて死亡した男子生徒の両親が県に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は25日までに、県の上告を退ける決定をした。請求棄却の一審を変更し、県に約4500万円の支払いを命じた二審高松高裁判決が確定した。

 二審判決によると、男子生徒は11年6月、グラウンドで100メートル走を50回繰り返す練習中に熱中症で倒れた。病院に運ばれたが、約1カ月後に多臓器不全で死亡した。

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