巨人・村田修一内野手(35)が25日、“頭脳派プレーヤー”への転身を宣言した。不振を極めた昨季のデータを資料化し、春季キャンプに持参予定。シーズンへ向けて「頭を使って冷静に野球をしていきたい」と誓った。
昨季は打率・236、12本塁打と低迷した。「今までそういうことをあまりしてこなかったけど、去年はあまりにもひどかったので」。相手との駆け引きに敗れた記憶を掘り起こし、弱点や配球データを徹底的に洗い出していく考えだ。
この日はジャイアンツ球場で自主トレに励んだ。「ボーッとするくらいだったら、野球のことを考えようと思っています」。野球漬けの日々を送り、完全復活への道を模索する。