山崎康プロ2年目球団史上最高5千万円
DeNAの山崎康晃投手(23)が4日、横浜市内の球団事務所で契約交渉に臨み、3500万増の5000万円で更改した。2年目としての球団史上最高額を更新した右腕は、目標に40セーブ超えと侍ジャパン守護神奪取を掲げた。
今季は新人最多の37セーブを記録するも「満足していない。40セーブ、それ以上挙げたい」。そのための成長予想図は頭に描いている。「後半、スタミナ不足になったことが課題」と分析。12月中に渡米し、語学学習と同時に名門ジムで体のメカニズムを学習。1年間活躍できるトレーニング法を確立させる。
技術面でも進化を目指す。「1球1球に磨きをかけたい」と武器のツーシームの精度を上げ、「プレミア12でいろんな選手に教えてもらった。カットボールとチェンジアップは幅を広げられる」と新球習得にも挑戦する。
大目標がある。「2年後にWBCがある。日本のクローザーになりたい」。チームで守護神として揺るぎない地位を築き上げ、その先に日本の“小さな大魔神”の座を見据えた。