マエケン 中4日で16日準々決勝先発

 侍ジャパンのエース、前田健太投手(27)が、中4日で16日の「プレミア12」準々決勝に先発することが13日、濃厚になった。準々決勝からはトーナメント戦。再び日本で開催される準決勝、決勝に向けて負けが許されぬ大一番を託す。また状態次第では、再び中4日で決勝の登板が可能。エースのフル回転で世界一を奪う。

 3連勝で勢いに乗る侍ジャパンは、世界一へ青写真を描いている。日本で行われる準決勝、決勝へ進むため、必勝が求められる16日の準々決勝。中4日でエースの登板が濃厚となった。前田がチームの命運を握る。

 桃園球場で行われた指名練習に、前田の姿があった。11日のメキシコ戦に先発。通常、シーズンでは登板2日後は休むが、この日はポール間走などで汗を流した。8日の開幕・韓国戦に先発した大谷は休養。調整や状況的にも、前田が中4日登板する流れだ。

 「特に2日後に休むというわけじゃない。最近休みが多かったんで。体を動かした方が、疲れも取れるので」

 休日返上について、特別な意図を否定した。状態次第だが、16日に先発した後は、再び中4日で21日の決勝に登板が可能だ。開幕前、小久保監督から今大会のエースに指名された。託された役割は理解している。11日のメキシコ戦では5回86球で降板。「疲れはあるけど、できることをやる」と前を向く。

 「思ったより快適。環境を整えてもらっているので」。タイトな登板日程、過酷な移動が続くが、初めての台湾でのプレーにも充実感が漂う。「(次回登板に)合わせていくだけです。自分のやることは変わらない。チームが勝てるようにやっていく」と前田。エースが頂点への道を切り開く。

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