中日・藤井がFA権行使せず残留

 中日・藤井淳志外野手(34)が6日、国内FA権を行使せず、残留する意志を固めた。11年目の来シーズンも生まれ育った地元・愛知でプレーする。

 「他球団の話を聞いてみたい気持ちもありましたが、残ることにしました。球団から提示された条件うんぬんではなく、谷繁監督を男にしたい気持ちが強かった。地元への愛着もあった」と語った。

 10月末には、球団から話し合いの提案すらなく、「寂しい」と悩める胸の内を語っていた。だが、谷繁監督から電話で強く慰留されたことで、宣言に傾きかけた気持ちは徐々に解きほぐされていった。5日には球団から1200万増の年俸4200万円の来季提示を受けた。家族とも話し合い、結論を出した。

 今季は118試合に出場し、打率・295。得点圏打率・405と勝負強さを発揮した。「個人的にはまだ老け込む年齢でもないので、もっと良い数字を残せるようにやっていきたいです」。新たな気持ちで竜のユニホームに袖を通す藤井が、レギュラー獲りを目指す。

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