ロッテは20日、QVCマリンで伊東勤監督(53)を交え、スカウト会議を行った。1位候補を13人に絞り込んだが、最終決定には至らず、22日のドラフト会議当日、ぎりぎりまで熟考する可能性が出てきた。
約5時間近い話し合いを終え、林球団本部長は「決めかねている。即戦力をどの順位で行くか」と話した。今年は、高校生に県岐阜商・高橋、東海大相模・小笠原、関東第一・オコエら逸材が多く、最終リストに残っているとみられる。伊東監督は「今、うちのチームに即戦力が必要なのは間違いない。ただ高校生の中にも、即戦力と言える選手は僕の中にはいる。投手が多いが、野手になる可能性もある」と話した。