“独り相撲”山口にキヨシ監督苦言
「広島3-2DeNA」(21日、マツダスタジアム)
独り相撲だった。DeNA先発の山口は三回、無死一塁から、犠打を一塁へ悪送球。一、二塁とし、連続四球と犠飛で同点とされた。七回に菊池に決勝打を許して降板。4月25日以降5カ月間未勝利で、5連敗となった。
「エラーと四球で無駄な失点だった。反省したい」。三回以外は直球で押す投球。6回2/3を9奪三振の力投だった。「自信を持って真っすぐでいった」と復調の兆しは見せた。
中畑監督も「内容は悪くない。四球とワンプレーの処理ミスにつきる」と三回のプレーに苦言。「2点もらって完封するつもりでいってほしかった」と柱として期待する右腕に奮起を促した。
22日からは中日戦。「逆天王山か。直接対決が3つ。奇数だから、どっちかに転ぶ」。最下位転落阻止へ、負けられない戦いが続く。