キヨシ「一発の怖さ」DeNA石田悲弾
「ヤクルト3-1DeNA」(10日、神宮球場)
残り試合、DeNA・中畑監督が先発ローテの軸と期待する左腕・石田が一発に沈んだ。「一発の怖さというのがね…」。指揮官も悔しさをにじませながら、そう言葉を絞り出した。
二回2死から大引に左翼席への先制弾を浴びると、四回は先頭の山田に同じく左翼席へとたたきこまれた。3戦連続の雨天中止で先発ローテを再編した際、中畑監督は石田と砂田を先発の軸と指名。それだけに「こういう球場の時は一振りの怖さがね。軸になる投手は、その辺り(を学べるか)だろう」と課題を口にした。
残り16試合。敗戦にもファンの激励の声が飛んだ。「ここからだよね。最後の最後まで、しっかりやらないと」と、中畑監督は最後まで全力で戦うことを誓っていた。