巨人・菅野、ヤクルトにリベンジ投だ
1日のヤクルト戦に先発する巨人・菅野智之投手(25)が31日、ジャイアンツ球場でランニング、キャッチボールなどで調整し、リベンジマッチへ闘志を充てんした。シーズン終盤の大事な北陸決戦。波に乗るチームを、さらに上昇気流に乗せる。
前回登板の26日・ヤクルト戦(神宮)は4回4失点で9敗目。その相手との再戦。今季、ヤクルトとの対戦は全て神宮で、3戦3敗とやられている。「このままやられっぱなしで終わるのか、やり返して終わるのか、今季だけじゃなく、次のシーズンも変わってくる」と菅野は燃えていた。
「行くのも初めて」という富山での一戦。斎藤投手コーチから「神宮じゃないから大丈夫だよな!」と突っ込まれ、苦笑いしつつ「相手も状況は同じ。言い訳はできない。順応することが大事」と気を引き締めた。
チームは前日までの中日3連戦に3連勝し、首位・阪神に1ゲーム差、2位・ヤクルトとゲーム差なしの3位につける。この2連戦で、一気に首位浮上の可能性もある。「昨日の勝ちでチームの流れが変わったと思う。この流れを止めないように」と、エースとしてチームに勝利を導く。