虎ドラフト候補、仙台育英・平沢2発目

 「全国高校野球・準々決勝、仙台育英6-3秋田商」(17日、甲子園)

 阪神がドラフト上位候補に挙げる仙台育英・平沢大河内野手(3年)が四回、秋田商の成田翔から右翼へ先制弾。1回戦の明豊戦に続く一発に「詰まったし逆風でしたけど、入ってくれてうれしかった」と声を弾ませた。

 内角直球に自然と体が反応した。「狙っていたのはスライダー。変化球狙いでインコースを打てたのは自信になる」。明豊戦の第3打席以来、実に15打席ぶりの安打は自画自賛の一打となった。

 前日、佐々木順一朗監督(55)から「打率のことは考えるな。全部三振だっていいじゃないか」と諭された。その言葉で開き直り「強く振っていくことだけを考えた」。無欲のスイングが結果に結びついた。

 平沢の一発をきっかけに打線がつながり、11安打6得点の快勝。89年以来26年ぶりの準決勝進出を決めた。次戦は清宮旋風を巻き起こす早実と激突する。

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