ハム中田復調気配 7・5以来の2打点

 「西武3-6日本ハム」(12日、西武ド)

 日本ハムの4番・中田が復調の気配だ。まずは1点差に追い上げられた直後の三回無死一、二塁だ。西武・菊池の直球を中前へはじき返す適時打で流れを再び呼び込むと、3点差となった五回2死二塁ではスライダーを左前へ運ぶ適時打で突き放した。

 「状態が良くない中で、いいところで打てたのが良かった」と中田。球宴明けはこの試合まで19試合で打率・192、1本塁打、3打点と不振にあえいだ。だからこそ「結果を気にせず積極的に振りにいこうと思った」と、2打席ともにファーストストライクを捉えての打撃だった。

 「今も状態は良くないね」と話すが、7月5日の楽天戦以来となる1試合2打点をマークし、その打棒は復活の兆しを見せつつある。

 栗山監督も「このチームは(中田)翔が決めないと勝てないんでね」と4番の働きに目を細めた。首位・ソフトバンクとは9・5差。だが「1試合1試合、一生懸命やっているので」と話す中田の復活が、奇跡への序章となる。

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