開門繰り上げ!早実戦入場券求めて行列

 「全国高校野球・1回戦、早実6-0今治西」(8日、甲子園)

 早実(西東京)のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手が、甲子園デビューで勝負強さを見せつけた。今治西(愛媛)との1回戦に「3番・一塁」で出場。七回の第4打席では、初安打初打点となる右前適時打を放ち、初戦突破に貢献した。

 早実・清宮の甲子園デビューを生で見ようと、球場周辺は早朝から多くの人でごった返した。始発運行とともに人が集まり始めた。通常より40分繰り上げられた午前6時20分の開門時には5700人で、入場券を求める人の行列が最寄りの甲子園駅まで届き、さらにその行列が球場に戻ってくるほど。試合開始前の午前7時35分には満員通知が出た。

 駅員は「予想以上の人の多さにびっくりしました」と証言。通常の通勤ラッシュを超える混雑ぶりで、梅田駅、尼崎駅では午前6時台に多くの乗客が乗車できない状態が発生したという。

 駅前の売店も大繁盛。混雑を予想して、おにぎりは通常の7倍、サンドイッチも4倍仕入れて準備した。

 選手の球場入りに際してはファンとの接触や混乱を避けるため別ルートを用意。早実、今治西は球場別棟の駐車場にバスを止め、球場につながる廊下から入る措置が取られた。

 またラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機の監督を務める父の克幸氏(48)もスタンドから応援した。

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