習志野・吉野また先制打 清宮に負けん
「高校野球・千葉大会準々決勝、習志野5-2千葉商大付」(23日、QVC)
名門・習志野の大物ルーキーがまた打った。吉野海都(かいと)外野手(1年)は一回に中前へ2試合連続となる先制打。三回にも追加点につながる中前打など3安打で、チームを2年ぶりの準決勝へ導いた。「4番なのでチャンスに打たないとダメ。勝ちに貢献できてうれしい」。16歳は照れ笑いした。
この夏は、出場しなかった4回戦を除いて、これで4試合連続安打&打点で打率・500。打点も早実・清宮と同じ7となった。「意識はしていませんが、負けたくない気持ちはある」と口にした。
芝山中時代は佐倉シニアの中心選手として夏の全国制覇を果たし、硬式クラブ日本一を決めるジャイアンツカップで優勝した経験がある。小林徹監督(53)は「みんなを安心させる、何かをしてくれる雰囲気がある4番ですよ」と信頼を口にした。