キヨシ監督一戦必勝!夏の甲子園戦法だ
DeNAの中畑清監督(61)が、阪神との首位攻防3連戦のテーマを、“夏の甲子園”に決めた。25日、敵地に乗り込む新横浜駅で取材に対応。「今は目先の1勝。甲子園はトーナメントみたいになる。高校球児に戻したいね、精神状態をね」と高校球児の気持ちで臨む思いを明かした。
「ショートとセンターがポイントになる」と話した上で、中堅に19歳・関根、遊撃にドラフト3位・倉本(日本新薬)の若い2人の起用を明言。「荒波は足に不安があるから関根を。土のグラウンドでの守備力を考えると倉本」と“夏の甲子園”対策としてまずは守りから入る。
今季は甲子園では無敗。4月7日からの3連戦3連勝で首位に立った。「無理無理。勢いはあのころと逆行しているよ」と12連敗から脱出したばかりのチームが、首位に立つ“優勝候補”に挑戦する図式を描いた。
4月末には新横浜駅で幸運を呼ぶ黄色い新幹線「ドクターイエロー」に遭遇。「きょうはあいつ、いないの?どこかにさあ」と見回したが、ゲン担ぎには失敗して苦笑。「一貫して全員野球でいく」。一戦必勝の甲子園戦法で、再浮上を狙う。