DeNA雨ニモ負ケズ…Gと0・5差

 「交流戦、DeNA3-3西武」(5日、横浜)

 降りしきる雨に度重なる中断-。難しい状況下で、1週間前の悪夢を振り払う粘りを見せた。「条件が悪い中、よく追いつき、食らいついてくれた」。DeNA・中畑監督は引き分けに持ち込んだナインにねぎらいの言葉を向けた。

 強い雨の中で先発・山口が乱れる。初回1死二塁から浅村へ四球を与え、川村投手コーチがマウンドへ状況確認に向かう。中畑監督も審判員へ中断を促したが試合続行。直後、中村に先制3ランを浴びる展開となった。

 2死を取ったところで26分間の中断に入る。5月29日のロッテ戦(QVC)も雨による51分間の中断があり、再開後に逆転を許しての敗戦。それだけに試合再開の準備中も指揮官は審判員に対して「(雨の強さが)中断前と変わってないよ」と指摘するなど、慎重な姿勢を見せ続けた。

 ただ、この日は運が味方する。初回2死三塁でロペスが遊撃後方への幸運な適時打。「ラッキーもあったけど1点が入ったので楽になった」とロペス。そして三回に左翼へ同点2ランを放った。

 四回裏終了後に26分間、五回裏終了後に7分間と計59分の中断を経て五回コールドも「完璧な負けパターンだったが、みんなが集中してプレーできた」と中畑監督。悪条件をはね返し、首位・巨人に0・5差と詰め寄った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス