DeNA止まった…あと1人から暗転

 「DeNA1-2巨人」(9日、新潟)

 九回2死。あと1人まで持ち込みながら同点とされ、延長十一回に敗戦。九回、十一回とも鈴木の盗塁が失点につながる。DeNA・中畑監督は「鈴木の足をどう止めるか。対策を考えないと」と振り返った。

 守りで勝負をかけた。十一回1死、鈴木を一塁に置いて、小林の打席。カウント1ストライクから捕手を黒羽根に代えた。

 「肩は(黒羽根が)一番だと思った。あそこはピッチャーのクイックという点でも、共同作業だから」。勝負手は実らず、二盗を許し、決勝点につながる結果となった。

 失点は2。九回は失策が、十一回は暴投がからんでのものだった。「ミスを犯すとこうなる。反省点はいっぱいあります」。手中にしていた勝利を逃し、悔やみ切れない思いをにじませた。

 中畑政権最長だった連勝は6でストップした。「こういう日も必ずくる。あした、切り替えて頑張ります」。久しぶりの敗戦を経て、仕切り直す。

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