DeNA梶谷“新打法”で殊勲打

 「中日3-4DeNA」(3日、ナゴド)

 痛烈な一打は、バットを寝かせた新打法から放たれた。同点の八回、1死二塁。DeNA・梶谷の打球はあっという間に右中間を破る勝ち越し三塁打。「きのうは打つ方で活躍できなかった。何とかしたかった」と笑顔を見せた。

 通算10打数無安打4三振と苦にしていた又吉を、ついにとらえた。「大振りせずにコンパクトにいけた。ずっとやられていたからやり返したかった。相手に簡単だと思われたくないですからね」と納得の一打を振り返った。

 今季は禁酒するなど私生活を改善。遠征先でも出歩かず宿舎で休養することが多い。「メジャーの動画を見ますね。ロビンソン・カノのバッティングを3時間くらい」。これが新打法のお手本。「カッコイイからマネしてます。ロビンソン・カジでいきます」と笑いを誘う。

 初回には先制2ランを放ち、この日3打点。勝利打点は早くも7と頼もしい。7連敗後は3カード連続勝ち越しで、貯金は4月14日以来の3。「横浜に帰って、ファンが多い中でいいプレーを見せます」と誓った。

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