ヤクルト走って走ってメッセ攻略へ
ヤクルトの真中満監督(44)が27日、28日からの阪神3連戦(甲子園)のために大阪入りし、初戦に対する阪神・メッセンジャーを足で攻略することを予告した。
首位を走るチームの指揮官が秘策を明かした。今季初めて乗り込む甲子園。不調のメッセンジャーを「今年はイライラしてるみたいだね」と分析。「足を使ってイラつかせたい」とにやりと笑った。
ヤクルトの盗塁数は9個と12球団最少だ。ただ4盗塁の山田や2盗塁の雄平は強打に加えて機動力もあり、控えにも上田、荒木、三輪ら走れる選手がそろっている。エンドランなども含め、三木作戦兼内野守備走塁コーチが浸透させているスキあらば次の塁を狙う姿勢を見せれば、メッセンジャーの投球を揺さぶれるはずだ。
また、この日神宮外苑で調整したヤクルトの成瀬は、28日の登板へ意欲十分。「大観衆にため息をつかせるような投球ができればいい」。好調ツバメ軍団が攻守で虎を圧倒する。