ロッテ初の借金生活 石川1失点も反省
「オリックス2-1ロッテ」(7日、京セラ)
悔しかった。ロッカールームから姿を現したロッテ・石川は、表情をこわばらせたままだった。8回1失点。粘りの投球とはいえ、チームに白星を付けられなかったことに、右腕は自らを責めた。「ストライクを集めすぎた。もう少しリズムよく投げなければいけなかった」
失点を許したのは二回の1イニングだけだった。それでも伊東監督は「不用意な1球がね」と失点の投球に反省を促した。涌井とともに勝利を計算できる投手陣の軸として石川を期待しているだけに、おのずと求めるものは厳しかった。
打線も昨季4勝を献上した苦手の西を打ち崩せなかった。チームはついに今季初の借金1。切り替えて巻き返すしかない。